掛け軸の買取
買取品目について
掛け軸の買取
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古来より伝わる伝統ある作品が多い掛け軸
掛軸は、日本で広まる当初、主に仏像が描かれており、礼拝のために用いられることが多かったのですが、鎌倉時代以降は水墨画も描かれるようになり、美術品として親しまれるようになりました。現代は、床の間に飾られる掛軸と、仏壇に飾られるものの2種類に分けられ、描かれるものによって、「祝儀掛け」「節句掛け」「花鳥画」「動物画」「山水画」「神仏画」などにも分類されるなど、豊富な種類が存在しています。状態が悪くても高額で取引されるケースもあるため、ご相談することをおすすめします。
Real Estate Purchase
買取の対象商品例
掛け軸で買い取りできる品物をご紹介いたします。あくまでも一例ですので、このほかにも対象となる掛け軸はたくさんあります。皆様が大切に保管しているお宝がこれに当てはまる可能性もあります。ぜひ一度ご確認ください。
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節句掛け
節句掛けは、季節の祭事である「節句」ごとに飾られる掛け軸で、兜や虎などの柄が描かれています。これらの中には高額な値段がつけられるケースがあります。
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花鳥画
木や鳥、花、蟲(むし)など、大和絵の技法により描かれた掛け軸を花鳥画といい、大変人気で、高値で取引されています。作者が故人じゃなくても有名であれば良い値段がつけられることもあります。
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動物画
魔除けを表す虎や縁起が良い龍や鯉などが描かれた掛け軸を動物画といい、どの作品も需要が高く人気で、高値で取引されています。
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山水画
山水画は、山や川など、自然が描かれた掛け軸です。その中でも富士山が描かれたものが特に人気で、「赤富士」「雪化粧の富士」などがあり、これらは高値で取引されます。
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神仏画
アマテラス大神や七福神、天神、仏、菩薩などが描かれている掛け軸を神仏画といい、主に神事や仏事で掛けられます。仏教から伝わるような仏神が描かれており、これらの作品は希少で人気があります。
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祝儀掛け
祝儀掛けは、正月や結納・結婚など、こういったおめでたい日に飾られるための掛け軸となっています。お祝いの目的に合わせて図柄が描かれたものが用いられ、大変価値もあり用途もあるため人気です。
知られざる価値を示します
features of high price
高価買取品の特長
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01 付属品がある
掛け軸は、その付属品として木箱や包紙などがあることがよくあります。これらは保管しておくことで、売却したときに高額査定となる可能性がありますので、できるだけ入れた状態で保存しておくのが良いです。特に二重箱と言われる箱はさらに価値が上がりますので、ぜひ大切に保管しておくことをおすすめいたします。
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02 軸先が象牙
掛け軸の軸の部分を「軸木」と呼びますが、その素材がプラスチックではなく象牙の場合は、高額査定となる可能性が一気に高まります。
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03 古い掛け軸である
掛け軸は古いものほど希少で、特に明治以前に製作された掛け軸は評価が高い傾向にあり、高額な査定額となるケースも多々あります。
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04 鑑定書がある
過去に鑑定書が付属された品物や、鑑定士が判定して鑑定書が出された古美術品は、高額査定となる可能性が高い上、査定もスムーズです。
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05 傷や汚れがない
基本的にきれいな状態が一番理想です。掛け軸は飾っているケースが多いのですが、部屋の湿気などによって状態が悪くなることもあるため、箱に入れるなどして慎重に取り扱うまたはお預けいただくのがベストです。
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06 歴史的人物の作品である
掛け軸には作者ももちろん重要ですが、掛け軸の絵に描かれた歴史的な人物が入った作品などは人気が高いため高額査定となる可能性が高いです。有名であればあるほど価格が高くつきます。